いつでも美味しいものを食べたい!でも食中毒大丈夫?

食中毒の予防について

初夏の過ごしやすく爽やかな季節、5月の連休も天気が良く外に出かけて太陽を浴びたくなりましたね。

家族で出かけたり、友達と出かけたりしてお弁当を持っていかれる方も多くみられます。また、外出先で買って来た食材など冷蔵庫に入れて置くことなど何気ないことでも「あ!」忘れていたなんてことありませんか?

食中毒の原因はウィルス?細菌?みんなの食中毒予防は?

外出先で開けたお弁当箱から何か臭いがする。大丈夫かな??
おにぎりを食べるときに手を拭いた?
お土産で買って来た生魚から、臭いがする?

なんてことありませんか。

普段から注意していることは、と聞くと・・・

まな板や包丁を殺菌すること。
生の鶏肉を切ったときには、注意している。
生野菜を食べるときは、良く洗って食べる。
残った野菜も常温で保存しなく冷蔵庫に入れる。
作って余ったおかずは、必ず火を通す。
お弁当を持っていくときに、冷蔵庫など保管できるような場所でしか持っていかない。
抵抗力を低下させないために体調管理をする。

それでも、毎年決まった時期にテレビで流れてくる食中毒やインフルエンザがあります。

食中毒の患者は、約4割は細菌、6割はウイルスが原因と言われているようです。

※出典:農林水産省HP「日本で食中毒にかかる人は年に何人?」より
 

食中毒の原因、細菌とウイルスとの違いは?

気温や湿度が上昇してくる季節は、台所で調理をされる方は特に“サルモネラ、カンピロバクター、ブドウ球菌”などを細菌性の病原菌とする食中毒が気になります。また、冬には“ノロウイルス”などウイルス性の胃腸炎を心配される方も多いです。

細菌とは?細胞を持ち、自己複製能力を持った微生物。糖などの栄養と水があり、適温環境のもとで増殖します。
ウイルスとは?単純な構造の微生物(タンパク質の外殻)栄養と水あったとしても単独で生存しなく、自分自身での増殖する能力が無く生きた細胞のなかでしか増殖できないので、他の生物を宿主にして自己を複製することでのみ増殖します。

 

WHOが発表している「食品をより安全にするための5つの鍵」

清潔に保つ

食品に触る場合や調理をするときは頻繁に手を洗う。
トイレに行った後は、必ず手を洗う。
調理器具や食品と接触すっる面は洗浄、消毒をする。
台所や食材をねずみ、昆虫、他の動物の害から守る。

どうして
ほとんどの微生物は病原性がないものの、危険な微生物は土壌、水、動物及び人から広範囲に検出されています。これらの微生物は手、ふきん、調理器具、特にまな板に付着しており、多少の接触でも食品に移行して食中毒を引き起こす可能性があるからです。

生の食品と加熱済み食品とを分ける

生の肉類および魚介類を他の食材と分けて取扱う。
生の食品を扱う包丁やまな板などの調理器具は、加熱済み食品に使用する調理器具と分けて使用う。
生の食品と加熱済み食品は別の容器で保存する。

どうして
肉類及び魚介類など生の食品及びその肉汁には危険な微生物が含まれている可能性があり、調理準備中及び保存中に他の食品へ移行する可能性があるからです。

よく加熱する

食品、特に肉類、卵および魚介類はよく加熱する。
スープやシチューのような食品は 70度以上にするため沸騰するまで加熱する。
肉類に関しては肉汁が透明で、ピンクでないことを確認し、温度計を使用するのが理想的。

どうして
適切な加熱はほとんどの危険な微生物を死滅させます。各種研究により70度まで食品を加熱すると安全に食べられることが確認されています。ひき肉、肉の大きな固まり、丸ごとの鶏の調理には特に注意が必要です。

安全な温度に保つ

調理済み食品を室温に2時間以上放置しないようにする。
調理済みの食品及び生鮮食品を保存するときは素早く冷却する(理想的には5度以下)。
食べるときまで熱い状態を保つ(60度以上)。
冷蔵庫内でも食品を長期間保存しないようにする。
冷凍された食品を室温で解凍しないようにする。

どうして
食品が室温で保存されている場合、微生物は急速に増える可能性があります。温度を5度もしくは60度以上に維持することで、微生物の増殖を遅らせたり、止めたりすることが可能です。いくつかの危険な微生物は 5℃以下でも繁殖します。

安全な水と原材料を使う

安全な水を使う。
新鮮で良質な食品を選別する。
安全性が確保された、殺菌乳のような食品を選ぶ。
果物や野菜を、特に生で食べる場合にはよく洗う。
消費期限をすぎた食品を使用しないようにする。

どうして
水や氷などを含む原材料は危険な微生物、化学物質で汚染されている可能性があります。傷んだり、もしくはカビがはえたりしている食品中には、毒性のある化学物質が生成されている可能性があります。 生の原材料の選別時に注意すること及び洗浄や皮むきなどの簡単な処理でリスクを減らすことが可能です。

※出典:WHO「食品をより安全にするための5つの鍵マニュアル」を参考に、引用、ご紹介しています。
 

口に入れても安全な衛生管理を維持するにはどうしたらいいの?

毎日の調理には、十分気を使っていると思います。調理をするために食品加工などにおける衛生管理は、調理環境の十分なサニテーション(衛生面を清潔にするための、殺菌作業や洗浄作業)が必要です。加工する食材に衛生上の危害が発生しないように、設備や器具を清浄に保つ事が重要になります。即ち汚染原因のバクテリアや、食中毒を起こす微生物、あるいはそれらを増殖するバイオフィルムなどを除去しなければ、食品加工に必須な安全環境は維持できません。

従って、洗浄と除菌は重要な課題となりますが、このような衛生管理に必要なものは、WHOの5つの鍵のように普段から気を付けていることはもちろんです。

また、他にも注意しておく必要があることは、

冷蔵庫内の掃除 定期的に中身を出して庫内の汚れを取り除き除菌する。
食事をするテーブルの除菌
食洗器などの中の洗浄と除菌
フローリングなどの床拭き 裸足で歩いているならば水虫(白癬菌)やカビの除菌
おもちゃの除菌
テーブルふきんの漂白
ペットの体拭きや散歩から帰ってきたときの足裏拭き
玄関の入り口の清掃と除菌
ドアノブ、ごみ箱、トイレ回りの除菌

空気感染や接触感染などから他に移ることを出来るだけ避けれることを注意していれば、予防になりますので今日から少しずつでも気になる場所から行動してください。

BROCKEN WATER(ブロッケンウオーター)は、今までお話した内容の多くに適用してお使いになれます。プロの世界でも使用されている原材料と同じものを使用していますので安心です。食中毒に注意をしなくてはいけない調理器具などには必須です。他の除菌剤と違い汚れを落としてスプレーなど吹きかけて頂くだけで、ゆすぎ(すすぎ)は不要なので、便利に手軽にプロ除菌・消臭ができます。驚異的な除菌・消臭効果「ブロッケンウォーター」の製品サイトはこちら>>